鎌倉新書は15日、お墓のポータルサイト「いいお墓」の利用者を対象に実施した「第5回 お墓の消費者全国実態調査」の結果を発表した。
購入したお墓の価格(永代使用料+墓石価格)を尋ねたところ、最も多かったのは150万円以上200万円未満で29%。次いで、100万円以上150万円未満が23%、200万円以上250万円未満が18%となった。前回調査(2012年12月)と比べると、250万円以上は前回15%だったのが、今回は18%と3ポイント増えた。
全国の平均価格は211万3,200円で、前回の183万円と比べて約13%上昇。東日本は222万4,900万円、西日本は200万1,500円で、東日本の方が約10%高いことがわかった。都道府県別では、東京都が最も高く296万6,100円となった。
永代使用料については、50万円未満が47%、50万円以上100万円未満が37%と、100万円未満が84%を占めた。平均永代使用料は69万1,500円。
墓石価格については、100万円以上200万円未満が40%、100万円未満が39%と、200万円未満が79%となった。平均墓石価格は142万1,700円。
お墓を購入する決め手となった理由の1位は「交通・アクセス」、2位は「価格・予算」。墓所の形については、洋型が48%、和型が31%、納骨堂が15%、デザイン墓が6%と、前回、前々回と微増ではあるが、納骨堂とデザイン墓の割合が増えてきているという。
調査対象は2013年1月1日~12月31日までに「いいお墓」にて資料請求・相談し、お墓を建てた人。調査日は2014年3月1日。