エレクトロラックスは15日、同社の主催するデザインコンペ「エレクトロラックス Design Lab 2014」のセミファイナリスト35名を発表した。11月12日のフランス・パリで行われる最優秀者選考式典にて最優秀賞受賞者が決定する。

「空気浄化」のコンセプト例 「LIO」(Alessya Ivanove) フィルター内の生きた微生物に空気を浄化させるシステム

「エレクトロラックス Design Lab」は、未来の家電コンセプトを募集するデザインコンペ。11回目の開催となるDesign Lab 2014では、「空気浄化」「料理の楽しさ」「ファブリックケア」の3テーマで作品を募集した。今回発表されたセミファイナリスト35名の作品には、野菜の成長をレポートして促進する「Little Helper」などがある。

セミファイナリスト35名から、10月にエレクトロラックスの専門家によってファイナリスト6名を選定。ファイナリスト6名は最優秀者選考式典に招待され、最優秀賞受賞者には5,000ユーロが贈られる。また、8月には公開投票も行う。最も多くの票を獲得した参加者には「People's Choice Award賞」と賞金1,000ユーロが授与される。

「料理の楽しさ」のコンセプト例 「Little Helper」(Rita Moreira) 野菜の成長レポート、成長促進をするというもの

「ファブリックケア」のコンセプト例 「Zero Waste」(Karolin Kõrge) 古い衣服を再利用して新しい洋服を3D印刷で作れるワードローブ・システム

すべてのセミファイナリストのコンセプトは、同社Webページ(英語)にて閲覧できる。