世界初の電気自動車レース「FIAフォーミュラEチャンピオンシップ」の初のヨーロッパ公開走行がこのほど行われた。タグ・ホイヤーは公式ウォッチ / クロノグラフ、テクニカル・ファウンディング・パートナーとして、この壮行会に参加したという。

「FIAフォーミュラEチャンピオンシップ」ヨーロッパ公開走行を実施

このイベントはロンドンのウエストミンスター橋で開催され、「フォーミュラE」シーズンの開幕を祝した。「フォーミュラE」は9月13日に北京から始まり、2015年6月27日のロンドンでのレースまで、10以上のラウンドを10チームで競う。マレーシアのプトラジャヤ、アルゼンチンのブエノスアイレス、ウルグアイのプンタ・デル・エステ、米国のマイアミとロングビーチを含む世界中の10都市にて、レースが開催される。

ロンドンで行われたイベントでは、世界中のトップ企業が手がけたゼロ・エミッション部品によって製造された、20台もの「フォーミュラE スパーク・ルノー SRT-01Eシングルシーター」が一堂に会した。このクルマは最高時速225kmに達し、0-100km/h加速はわずか3秒という性能を発揮する一方、騒音は80デシベルに過ぎず、当然ながら排気ガスはいっさい排出しない。

公開走行はロンドンのウエストミンスター橋で行われた

タグ・ホイヤーはこの画期的なモーターレースシリーズの創設パートナーとなる。スイスウォッチメーカーであるタグ・ホイヤーは、創業当初からクルマへの情熱を時計作りへのインスピレーションとしてきた。2010年にテスラ社とともに100%電動GTカーの初の世界ツアーを実現した実績もある。同社では、世界の最新かつ革新的なオープンチャンピオンシップに参加できることは誇りであり、新たな道を切り開く第一歩であるとしている。