「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは14日、従業員923人に対し、2億5,500万円分の未払い賃金があったと発表した。

同社は、京都下労働基準監督署からの指導に基づき、従業員の就労管理について社内調査を行った結果、2013年7月16日~2014年2月15日にかけて未払い賃金があったことが判明。未払い分は2014年4~6月期の決算に経費として計上した。なお、今回の費用計上に伴う、今期業績への影響は軽微であるという。

同社は現在、労働時間を管理し、賃金を適正に支払う体制を整備しているといい、今後は社内調査結果を踏まえ、再発防止に努めていくとしている。