本田技研工業(ホンダ)は18日、250ccロードスポーツモデル「VTR」とハーフカウルを装着した「VTR-F」を改良するとともに、足着き性を向上させた「VTR Type LD」を新たにタイプ設定して発売する。

「VTR」

「VTR-F」

今回の改良では、「VTR」シリーズの全タイプにグリップ力と剛性に優れるラジアルタイヤを採用することで、コーナリングやブレーキング時のフィーリング向上を図っている。リアタイヤの偏平率も従来モデルの70%から60%に変更し、加速フィーリングを向上させたほか、「VTR」「VTR-F」では、リアサスペンションのセッティングを変更したことで、乗り心地も向上している。

新たにタイプ設定した「VTR Type LD」は、「VTR」をベースに、前・後サスペンションに専用セッティングを施したモデル。「VTR」に比べて15mm低い740mmのシート高とし、良好な足着き性と軽快な操縦フィーリングを両立した。価格は、「VTR」が59万8,320円、「VTR-F」が61万9,920円、「VTR Type LD」が60万9,120円(すべて税込)。

車体色のバリエーションは、「VTR」が「デジタルシルバーメタリック(新色)」「パールサンビームホワイト(新色)」「グラファイトブラック(継続色)」の計3色、「VTR-F」が「パールコスミックブラック(継続色)」「パールサンビームホワイト(継続色)」の計2色、「VTR Type LD」が「マグナレッド」「パールサンビームホワイト」の計2色となる。

「VTR Type LD」

「VTR」

「VTR-F」