総務省はこのほど、2013年度地方税収入見込額(速報値)を発表した。それによると、2013年度の地方税収は前年度比1兆2,020億円増の36兆6,709億円となり、4年連続で前年度を上回った。
地方税は前年度比2.6%増の34兆6,906億円。税目別に見ると、個人住民税は同3.2%増の12兆934億円、地方法人2税は同7.1%増の5兆834億円、地方消費税は同3.9%増の2兆6,496億円、固定資産税は同0.9%増の8兆5,283億円、その他は同0.1%増の6兆3,359億円となった。
地方法人特別譲与税は前年度比18.5%増の1兆9,803億円だった。
道府県税は前年度比4.4%増の14兆4,299億円。増加した税目は、道府県民税(個人)が同6.4%増の5兆809億円、道府県民税(法人)が同1.2%増の7,103億円、事業税(個人)が同2.1%増の1,813億円、事業税(法人)が同13.6%増の2兆5,142億円、地方消費税が同3.9%増の2兆6,496億円、不動産取得税が同6.4%増の3,570億円。
一方、減少した税目は、道府県たばこ税が前年度比40.3%減の1,725億円、ゴルフ場利用税が同2.7%減の493億円、自動車税が同0.7%減の1兆5,744億円、自動車取得税が同8.1%減の1,934億円、軽油引取税が同2.0%増の9,433億円、その他が同17.9%減の36億円となった。
市町村税は前年度比1.4%増の20兆2,607億円。内訳は、市町村民税が同1.1%増の8兆8,714億円、固定資産税が同0.9%増の8兆5,283億円、軽自動車税が同2.6%増の1,885億円、市町村たばこ税が同10.7%増の9,822億円などとなった。