味の素は、小学3年生以下の子供を持つ25~44歳の男女ビジネスパーソンを対象に、生活環境や体調、ストレス、睡眠などについてのアンケート調査を実施した。調査は3月に実施し、812名から有効回答を得た。
97.2%が家事・育児・仕事に何らかのストレスを感じている
家事・育児・仕事に関して何らかのストレスを感じているか尋ねたところ、97.2%が「感じている」と回答した。ストレスの内容について聞くと、男性は「仕事の業務内容(56.9%)」「仕事の人間関係(40.4%)」と仕事関係がストレスの上位にあがったのに対し、女性は「家事の疲れ(44.3%)」「自分の趣味の時間がないこと(41.5%)」と男女で違いが見られた。
仕事・育児・家事のパフォーマンスについて尋ねたところ、男性は「仕事」、女性は家事が最もパフォーマンスに不満を抱える項目となった。男性を「仕事のパフォーマンスに不満を感じている群」と、「満足している群」に分け、睡眠事情を調べたところ、平均睡眠時間に関して、不満足群の方が満足群に比べ平均睡眠時間が14分短いことがわかった(満足群/6時間12分、不満群/5時間58分)。
また、睡眠の質に関する質問をしたところ、不満群の方が「昼間眠たくなる」「前日の疲れが残る」「やる気がわかない。朝、すっきり起きられない」といった睡眠に関する悩みを持つ人が多い。仕事のパフォーマンスと、睡眠の質、量との関係がうかがえる結果となった。