第5回「あなたが選ぶ!お笑いハーベスト大賞~出てこい!未来のレジェンド芸人~」の本選会が12日、都内で行われ、お笑いタレントのルシファー吉岡が優勝した。
日本音楽事業者協会が毎年1回主催している「お笑いハーベスト大賞」は、新人や若手のお笑い芸人を"ハーベスト(収穫)"する賞レースイベント。この日の本選会では、予選会を勝ち抜いた21組が漫才やコント、ピン芸を繰り広げ、アルコ&ピース、インポッシブル、浜口浜村、タイムマシーン3号、ルシファー吉岡の5組が決勝に進出した。
準決勝で"透けブラ"をテーマに会場の笑いを誘ったルシファー吉岡は、決勝に進み「放送コードとの駆け引きになる」とニヤリ。決勝では5組中4組が下ネタというし烈な戦いの中、"お尻と太ももの境界線"で見事優勝を勝ち取り、「たくさんの女の子の前で言いたいと思ってやってきたことが完結した」と大喜び。審査員の安田美沙子も「ブラと太もも以外のことも、ギリギリのラインで熱く語って欲しい」とすっかり魅了されたようだった。
イベント終了後、報道陣の取材に応じたルシファー吉岡は、「無理だと思っていたので信じられない。トロフィーにブラとパンツを引っ掛けて飾りたい」と感慨深げ。脱サラして芸人になり、現在芸歴6年目のルシファー吉岡は、「この後もバイトです。バイトが8割、お笑いが2割の生活。お笑いの収入は280円くらい」と打ち明けながら、「これからもエロいネタを犯罪に手を染めずにやっていきたい。ほぼ下ネタなので中学生男子に人気が出れば」と意気込んでいた。