リモートコントロール・ソリューションとオンラインミーティングソフトウェアを扱うTeamViewer GmbHはこのほど、「コンピューター・デバイスの利用状況および在宅勤務とリモートアクセス」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は3月28日・29日の2日間、全国のフルタイム勤務のビジネスパーソン男女を対象に実施。515名より回答を得た。

在宅勤務という選択肢はありか

「コンピューター・デバイスの利用状況」については、全体の28.7%が「1年前と比べてコンピューター・デバイスの所有台数が増加した」と回答。さらに、「1年前と比べて携帯端末からのインターネット接続時間が増えた」と回答した人は23.5%にのぼった。

また、「メールチェックやウェブサイトにアクセスする際、スマートフォンやタブレットを主に利用する」と回答した人は全体の26.6%であった。

続いて在宅勤務に関して、「在宅勤務を選択肢に望むか」という問いには、93.4%が「選択肢に持ちたい」と回答。「在宅勤務を望まない」人は6.6%に留まった。

在宅勤務を選択肢として持ちたいときは?

在宅勤務選択肢として希望する理由で、最も多かったのは「病気で長期入院しているとき」(60.6%)。続いて「仕事と生活のバランスを改善したいと考えるとき」(50.7%)、「両親の介護が必要なとき」(38.3%)、「通勤のための長距離移動を避けたいとき」(34.8%)などがあげられた。

リモートアクセスについては、全体の71.5%が「特定の状況下でリモートアクセス権を持ちたい」と回答。

リモートアクセス権を持ちたいときは?

具体的には「病気で在宅勤務が必要となる場合」(39.2%)、「休暇中にEメールをチェックしたい場合」(33.2%)、「出張中に書類やプレゼン資料にアクセスする必要が出てきた場合」(29.1%)、「オフィス勤務したくない場合」(23.1%)などの声が集まった。