東芝は7月9日、心電位、脈波、体動、皮膚温を測定する貼付け型の生体センサー「Silmee Bar type」を発表した。測定データをBluetooth経由で転送し、睡眠の質やリズムなどの解析に役立てられる。9月から大学や研究機関、企業向けに販売する。
Silmee Bar typeは、ゲルパッドで胸部に貼りつけて、心電位、脈波、体動、皮膚温を測定する生体センサー。計測したデータから心拍間隔、脈波間隔、体動量、姿勢を算出し、Bluetoothを通じてスマートフォンやタブレットに転送・表示できる。
Silmee Bar typeの製品化によって、これまでのように頭部や体に多数の電極を貼りつけて大規模な検査を行うことなく、睡眠の質やリズムなどの解析が可能となった。Silmee Bar typeのサイズはW64×D28×H9.6mm、重量は約14.6g。連続使用時間は約24時間で、IPX5、IPX7準拠の防水性能を持つ。