俳優・佐藤健が主人公・緋村剣心を演じる映画『るろうに剣心 京都大火編』の8月1日の公開を前に、見どころをまとめた約5分間の映像が、このほど公開された。

映画『るろうに剣心 京都大火編』(8月1日公開)

原作は、漫画家・和月伸宏氏の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。佐藤が主演を務め、2012年夏に公開された実写映画第1弾は、興行収入30.1億円を超えるヒットを記録した。第2弾となる今作は「京都大火編」(8月1日公開)と「伝説の最期編」(9月13日公開)の2部作で描かれ、原作ファンの間で最も人気の高い「京都編」をベースに、日本制圧を目論む新たな敵が待ち受ける京都が舞台となっている。

「5分で分かる! るろうに剣心 京都大火編ズバッと見所スペシャル」と題された今回の映像は、2部作の前編にあたる「京都大火編」の内容を凝縮したもの。幕末の志士として暗躍し、かつては"人斬り抜刀斎"として恐れられた緋村剣心についてはもちろんのこと、剣心のダークサイドの後継者となる同じく幕末を生きた藤原竜也演じる志々雄真実が維新志士たちに裏切られ、焼かれてしまうシーンも盛り込まれている。

先月5日の完成披露イベントで「日本映画の歴史が変わる」と公言した佐藤。今回の映像では、前作でも評判だった殺陣がさらにスケールアップしていることをうかがわせる。剣心が逆刃刀で大群に突っ込むシーンやクライマックスの舞台となる戦艦「煉獄」でのアクション、瀬田宗次郎(神木隆之介)や十本刀・沢下条張(三浦涼介)と剣心の対決など、物語のポイントとなるシーンが収められている。

また、剣心の宿敵である志々雄真実も多数登場。「そんなもんか」「この国をぶっ壊す!」「修羅がうごめく現世こそ、地獄にふさわしいと思わねぇか?」「京都大火を実行に移す!」といった印象的なセリフのほか、剣心の逆刃刀を見て「なんだその刀は。がっかりしたぜ」と残念がり、「京都で待っていてやる。人斬りに戻って出直してきな」と吐き捨てる場面など、志々雄真実の存在感が伝わる映像となっている。

(C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会