三菱東京UFJ銀行はこのたび、昨年12月に連結子会社化したアユタヤ銀行と15日より「クルンシィ タイ ベネフィットパッケージ(Krungsri Thai Benefit Package)」の取扱いを開始すると発表した。

タイには多くの日系企業が進出していて、引き続き増加が見込まれているという。タイ在留邦人も増加しており、生活に必要な現地での預金口座を日本で作成しておきたいとの顧客の要望も多く得ている。「クルンシィタイ ベネフィットパッケージ」は、こうした要望に応えるサービスで、タイへの出発前にアユタヤ銀行の預金口座開設などが可能となるとしている。

サービスの主な特徴

  • タイへの出発前にアユタヤ銀行の口座開設の申し込みができ、タイでの生活に必要な資金を日本から事前に送金することが可能

  • クレジットカードやインターネットバンキング等を申し込みできる

  • 一連の口座開設の手続きを日本語でサポートする体制を整えている

また、アユタヤ銀行では、首都バンコックの日本人居住地域を中心に約2200台のATMに日本語表記を追加したほか、同地域にあるサイアムパラゴン支店に、日本語対応が可能な行員を配した「日本語サービスデスク」を設置するなど、顧客のタイでの取引も日本語で案内できる体制の整備を順次進めているという。

三菱東京UFJ銀行では、今後もアユタヤ銀行との協働をさらに強化し、より一層充実した金融サービスを提供していくとしている。