実写化が予定されているという『ダンボ』 (C)BANG Media International

ウォルト・ディズニーが、1941年に公開されたアニメーション映画『ダンボ』の実写映画化を検討しているという。

日本では『空飛ぶゾウ ダンボ』として1954年3月12日に公開された本作は、赤ちゃんゾウのダンボが母親から引き離され、ネズミのティモシーと共にその大きな耳で空を飛ぶことを目指し、サーカスの花形スターになるという物語。ディズニーのアニメとしては第4作目にあたり、挿入歌の「私の赤ちゃん」はアカデミー賞にもノミネートされ、時代を超えて今もなお愛され続けている。

ハリウッド・リポーターによれば、スタジオ側は『トランスフォーマー/ロストエイジ』の脚本家アーレン・クルーガーに脚本を依頼しており、ダンボの冒険と並行して人間のストーリーも展開する予定だという。またクルーガーは、『トロン:レガシー』のジャスティン・スプリンガーと共にプロデューサーも担当すると報じている。

現在、アンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント』が、1959年のアニメ『眠れる森の美女』の実写版リメイクとして日本でも絶賛公開中だが、この『ダンボ』の実写版はディズニーにとっての最新実写映画になる予定。そのほかディズニー作品の実写版としては、2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』があり、これは1951年のアニメーション映画『不思議の国のアリス』にあたる。

なお、1967年のアニメ『ジャングル・ブック』の実写版としてベン・キングズレー、イドリス・エルバ、ルピタ・ニョンゴ、スカーレット・ヨハンソンなど豪華キャストが声優として出演する新作も製作中と伝えられている。

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