JR湖西線開通40周年記念事業実行委員会とJR西日本京都支社は、湖西線近江塩津~山科間の開業40周年を記念し、開業記念日の7月20日を中心に記念イベントを実施する。
当日は近江今津駅前で記念イベントを、高島市民会館で記念式典をそれぞれ開催するほか、記念列車の運転も実施。記念列車は、豪華客車「サロンカーなにわ」をDD51形ディーゼル機関車が牽引する編成で、京都~近江今津間を「記念号」、近江今津~敦賀間を「市民号」として運行する。
「記念号」は京都駅10時32分発・近江今津駅11時50分着、近江今津駅15時42分発・京都駅16時53分着。日本旅行主催の日帰り旅行商品として発売され、旅行代金は大人8,000円、子供4,000円。近江今津駅到着後、今津港から観光遊覧船による琵琶湖遊覧を楽しむ行程となっている。京都駅では出発イベント、近江今津駅では歓迎式が予定されている。
「市民号」は、近江今津駅13時5分発・敦賀駅13時53分着、敦賀駅14時27分発・近江今津駅15時7分着。高島市民を対象に運行される記念列車で、すでに募集は終了している。運行に先立ち、12時30分から近江今津駅にて出発式を行う。なお、記念列車「記念号」「市民号」には、公募によって300点の作品の中から選ばれた、高島市内在住の中学生がデザインしたヘッドマークが掲出されるとのこと。
その他、スタンプラリーや記念ヘッドマークの掲出などの各種記念行事も行われる。スタンプラリーは、大津京駅・おごと温泉駅・堅田駅・近江舞子駅・近江今津駅の5駅のスタンプを集めると記念品(フリクションボールペン)がもらえるもので、7月19日から8月31日まで実施。記念ヘッドマークは湖西線を運行する一部の定期列車ですでに掲出を実施しており、8月31日まで継続する。