JR福塩線沿線市町で構成する福塩線対策協議会とJR西日本岡山支社は21日、福塩線福山~府中間の開業100周年を記念し、記念行事を開催する。
福塩線は1914(大正3)年7月21日に福山~府中間で営業を開始した「両備軽便鉄道」が前身。100周年記念日当日の7月21日は、記念ヘッドマークを掲出した「100周年記念列車」(福山駅9時38分発・府中駅10時20分着)が登場。小学生を対象に実施した「福塩線100歳おめでとう絵画コンテスト」の優秀作品を車内吊りとして掲出するほか、記念乗車証と記念品を車内で配布する。コンテストの優秀作品は8月末まで掲出する予定。
21日11~15時には、府中駅南側広場などを会場に記念イベントも開催される。ミニ新幹線の運行、乗務員訓練用シミュレーター操縦体験会、保守用自動バイ乗車体験会、子供用駅長制服などを着用したゆるキャラとの記念撮影会などの各種催しを行う。
オリジナル台紙付きの開業100周年記念入場券も発売。同入場券は福山駅・神辺駅・万能倉駅・駅家駅・府中駅の5駅の入場券のセットで、1セット700円。福山駅500部、神辺駅・駅家駅各100部、府中駅300部の計1,000部を、7月21日9時から発売する。発売期間は8月31日までだが、売切れ次第終了となる。