志村けん、「時間はたっぷりありますから」と池田夏希を口説く?

7月10日より公演する志村けん一座 第9回公演『志村魂～一姫二太郎三かぼちゃ～』の公開舞台稽古が9日、都内で行われ、志村けん、ダチョウ倶楽部の肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵、いしのようこ、磯山さやか、みひろ、池田夏希、桑野信義が出席した。

2006年の旗揚げ以来、志村けんがライフワークとして毎年挑み続けている舞台『志村魂』。9年目を迎える今年は、第1幕でテレビでもおなじみの『バカ殿様』が公演され、第2幕では一座の魅力が爆発するコントライブの数々を繰り広げる。

この日は報道陣向けの公開舞台稽古が行われ、稽古前に報道陣の取材に応じた志村は「稽古で疲れましてね。もう平均年齢が高いんですよ。やっと20代(池田夏希)が入りました。そこそこいい歳ですよね」と若干くたびれた様子で「意気込みって別にこれってないですよ。毎年変わらないですね」とマイペース。同舞台初登場となる池田夏希は「稽古場ではテレビを見ているように楽しませてもらっています。本当に信じられず、緊張で今から逃げ出したい気分です。でもすごくうれしいです。大御所さん(志村)とご一緒なので、勉強させてもらっています。少しずつお話できるようになってきましたので、口説かれるのを待ってま～す」とラブコールを送ると、志村は「今回は長い。時間はたっぷりありますから(笑)」とにやけた。

テレビシリーズで志村とゴールデンコンビを組んでいたいしのようこは、今年で3年連続の出演。「本当にまたこうやって志村さんと毎年顔を合わせるとは思っていませんでしたけど、昨日メイクをつけたら懐かしく思いました。今は探り探りな感じですが、回数をこなしていけば色んなことが思い出していくと思います」と感慨深げ。報道陣からは「コンビ復活?」と聞かれたが、「コンビを組んだことはないです!」と否定していた。

志村けん一座 第9回公演『志村魂～一姫二太郎三かぼちゃ～』は、7月10～13日に東京・天王洲銀河劇場、7月16日に新潟･新潟テルサ、7月19･20日に福井・フェニックスプラザ、7月25～30日に愛知･名古屋 中日劇場、8月7･8日に岡山･岡山市民会館、8月12･13日に長崎･長崎ブリックホール、8月16･17日に石川･金沢歌舞伎座、8月21～24日に東京･明治座でそれぞれ開催される。