アイ・オー・データ機器は9日、無線LANに対応したネットワークカメラ「Qwatch」シリーズとして、エントリーモデル「TS-WLCE」を発表した。7月下旬より発売する。価格は税別8,900円。

TS-WLCE

自宅などに設置して、外出先のスマートフォンやタブレット端末などから映像を確認できるネットワークカメラ。映像の変化を検知してメールを送る機能を搭載し、留守中の自宅の様子やペットの状態などを確認するのに最適とする。

スマートフォンとは、簡易無線LAN設定システムWPSで簡単に接続可能。専用アプリ「QwatchView」から添付のQRコードを読み取ればカメラの設定は完了する。最大4台までの複数表示や同時ストリーミング配信も行えるほか、カメラの映像を共有化できる共有用QRコード発行機能も搭載する。

無線LAN規格はIEEE802.11b/g/nに準拠。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(128bit / 64bit)。NASに映像を録画でき、容量の上限に達した場合古いデータを順に削除して録画し続ける「連続録画機能」を備える。

主な仕様は、センサーが100万画素CMOSセンサー、対応フォーマットがH.264 / MJPEG、対応解像度が1,280×720ドット(H.264時のみ) / 最大24fps、640×480ドット、320×240ドット / ともに最大30fps。

インタフェースは10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN×1。本体サイズはW64×D28×H101mm、重量は110g。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6~10.9、Android 4.0以降、iOS 6.0以降。