バッファローは9日、ペアレンタルコントロール機能搭載のIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANルータ「WZR-S900DHP」と「WZR-S600DHP」の2モデルを発表した。8月上旬より発売する。税別価格は「WZR-S900DHP」が14,300円、「WZR-S600DHP」が11,100円。
WZR-S900DHP
「WZR-S900DHP」は3×3の送受信アンテナを内蔵し、通信速度は最大450Mbps(理論値)となる無線LANルータ。実効速度はIEEE802.11a/n時が342Mbps、IEEE802.11b/g/nが322Mbpsとなる(同フロアでの実効速度)。
有害サイトへのアクセスをブロックするフィルタリング機能Norton Connect Safeの搭載や、インターネットへの接続時間を制限する「時間帯の制限機能」など、子供のネット利用を管理できることが特徴。フィルタリングは端末別に設定できる。
また、通信の優先順位を設定する「アドバンスドQoS」機能を搭載。「ビデオの視聴」、「ボイスチャット」、「ゲーム」の3種類から優先順位を指定すると、コンテンツに応じて効率よくデータを転送する。無線LAN簡易設定は「AOSS2」「AOSS」「WPS」を搭載。スマートフォンやタブレット端末からのルータ設定も行える。
インタフェースは、Gigabit Ethernet対応の有線LANポート×4基と、WANポート×1基を搭載。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES / TKIP)、WPA-PSK(AES / TKIP)、WPA/WPA2 mixed PSK(AES / TKIP)、WEP(128bit / 64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も利用可能(最大登録台数:64台)。
外付けHDDなどを接続できるUSB 2.0ポート×1基を搭載。本体サイズはW28×D196×H185mm、重量は約520g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.5~10.9、Android 2.2以降、iOS 5以降。
WZR-S600DHP
「WZR-S600DHP」は、内蔵アンテナ数が送受信2×2本で、最大通信速度が300Mbps(理論値)ののモデル。無線LANの実効速度はIEEE802.11a/n時が235Mbps、IEEE802.11b/g/nが220Mbpsとなっている(同フロアでの実効速度)。有線LANの実効速度はDHCPが938Mbps、PPPoEが909Mbps。機能面は「WZR-S900DHP」とほぼ共通。