日本生命保険は8日、2014年の「夏のボーナス」に関する調査結果を発表した。それによると、平均支給額は前年比8万6,000円増の59万3,000円となった。
同調査は、2014年6月1日~23日の期間にインターネット上で行われ、同社の契約者1万1,361人から有効回答を得た。
支給額別に見ると、「40~60万円未満」が22.5%で最も多く、次いで「20~40万円未満」が21.9%、「60~80万円未満」が15.6%、「20万円未満」が10.0%となった。反対に「支給なし」は3.9%だった。
年代別では、50代が前年比9万4,000円増の74万9,000円でトップ。以下、40代が同9万4,000円増の63万6,000円、30代が同7万2,000円増の45万2,000円、20代が同6万5,000円増の32万7,000円と続いた。男女別では、男性が同9万8,000円増の67万5,000円、女性が同5万円増の36万円となった。
ボーナスが「増えた」人は全体の半数を占め、特に20代では59.1%に上った。前年と比べて各年代で「増えた」人が増加し、全体では11%増、うち50代では14.4%増となった。
ボーナスの使い道を聞くと、「預貯金」が前年比6.4ポイント増の31.3%で最多。他方、「海外旅行」は同0.7ポイント減の3.9%、「国内旅行」は同3.0ポイント減の8.2%と、前年より減少した。
預貯金以外に使う金額については、「変わらない」が67.8%、「増やす」が29.1%、「減らす」が3.1%。預貯金以外に使う金額は、前年と比べて各年代で2万円以上増え、特に20代男性では平均4万1,000円増加した。