厚生労働省は9日、2014年4月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、4月時点の生活保護受給者は前月比1万1,292人減の215万9,847人となり、2カ月ぶりに減少した。
生活保護受給世帯も前月比1,922世帯減の160万241世帯と、同じく2カ月ぶりに減少した。
世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の約46%に当たる74万9,370世帯(前月74万4,355世帯)でトップ。以下、その他の世帯が28万3,249世帯(同28万6,003世帯)、傷病者世帯が26万9,459世帯(同27万2,356世帯)、障害者世帯が18万2,635世帯(同18万3,018世帯)、母子世帯が10万7,675世帯(同10万8,399世帯)と続いた。