映画監督で脚本家のリチャード・カーティスとタレントのIMALUが8日、都内で行われた、映画『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』の来日記者会見に出席した。

映画『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』の来日記者会見に出席したIMALU、リチャード・カーティス監督(左から)

9月27日から全国公開される本作は、『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジット・ジョーンズの日記』などの脚本を手掛け、『ラブ・アクチュアリー』で長編監督デビューを果たしたカーティス監督の最新作。平凡な青年が家族のためにタイムトラベルを繰り返し、愛と幸せの本質を知っていく――というラブコメディーで、カーティスの監督引退作となっている。

初来日したカーティス監督は、「最後の監督作品を持って日本に来ることができてうれしい。大切な人たちと一緒に作って幸せな体験だった」とあいさつし、「自分が大切にしている愛、家族、友情について描いた。普通の生活の中に幸せがあることに気付いて欲しい」とアピール。また、赤いドレスで現れたIMALUは、カーティス監督に花束を渡し、「まさにハートウォーミングな作品。もっと優しい人になりたいと思った」と笑顔で感想を語った。

『ラブ・アクチュアリー』が大好きだというIMALUが、「何回見ても泣ける。自分のウェディングでも同じことをやりたい」と言うと、カーティス監督は「気に入ってもらえてうれしい。幸運を祈ってるよ」とにっこり。また、「恋愛はタイミングが大事だと改めて思った」と話すIMALUに、カーティス監督は「結婚の相手がいたら私がチェックします。ルックスだけじゃ危ないからね」と面談のオファー。現在、プロドラマー・よっちと交際中のIMALUは、「是非会わせたいです! テストしてください」とノリノリで快諾していた。

会見終了後、報道陣の取材に応じたIMALUは、よっちとの交際を「ずっと安定してる」と順調報告しつつ、結婚について「全く予定はないですね。いつかはしたいけど今は仕事を頑張りたい」と心境を。また、IMALUは、父親でタレントの明石家さんまがMCを務めるバラエティー番組『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)が9月で終了することを受け、「本人の気持ちは知らないけど寂しいと思う。でも、60歳近いしハードスケジュールはあんまり良くない」と父親を心配する一面も見せていた。