顧客が実際に使用している写真約200枚を分析して開発! 高級食器棚が登場

収納家具メーカーのパモウナは9日、食器棚「SCシリーズ」を全国の家具専門店にて販売開始した。

収納機能やデザインにこだわった最高級モデル

同商品の企画にあたっては、「収納に困っている物は何か」をテーマとして、顧客が実際に使用している写真約200枚を分析し、収納できていない物の調査を実施。また、調査結果を元に、同社在籍の30代～50代の主婦層30人程度にヒアリングを行った。

その結果、同じ種類でも大きさがバラバラな鍋や、手掛け部分が飛び出している鍋蓋など、箱買いした飲料水などの奥行きがある重い物、長い脚立や小型の椅子などの収納に悩んでいる人が多いことがわかった。こうした意見を元に、「デザイン」「収納力」「使いやすさ」を徹底追及し、企画・設計を行ったという。

特徴は、収納されている食器全ての出し入れが簡単になる「ワイドビュー設計」。鍋や鍋蓋を効率良く収納できる引き出し収納機能「リッドスタンド」。奥行きがあり重い物・細長い物を収納する「スリムストッカー」。オーブンレンジなどの附属のトレーを収納する「トレーラック」。調理家電製品を収納するスペースの確保などとなる。

デザイン面では、手作業で研磨を行ったアルミ素材、同社が開発した光沢表面材のダイヤモンドハイグロス、引き出し内部に木目調の素材を採用するなど、"食器棚がキッチン回りのインテリアを飾る"設計をした。

サイズは、幅40cm～160cmの組み合わせ。カラーは、ブラックグレイン、パールホワイトの2色展開。オープン価格となる。