NTT西日本は7日、台風8号による強風・大雨の影響で避難勧告が出される地域の連絡手段の確保などを目的とし、「災害用伝言ダイヤル(171)」及び「災害用伝言板(web171)」の運用を開始した。利用は無料だが、通信料などは必要。
災害用伝言ダイヤルは、地震や噴火などの災害時、被災地への通信がつながりにくい状況になった場合に提供開始される音声伝言板。また、災害用伝言板は、インターネット上で電話番号をキーとして伝言(テキスト)情報を登録できる伝言板サービス。今回の台風8号により、今後多くの住民の避難が想定されるとして運用を開始した。災害用伝言板(web171)の対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7(SP1)、OS X 10.7、Android、iOS。
気象庁の発表によると、台風8号は大型で非常に強い台風。8日17時時点での中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、今後九州地方から上陸する恐れがあり、沖縄県では既に特別警報も出されている。