アクサダイレクト生命保険はこのほど、首都圏に住む小学生の子供を持つ母親に対して行なった「夏休み期間中の小学生の過ごし方」の調査結果を公表した。
同調査は6月4日~5日、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住む小学1年生~小学6年生の子供がいる母親624人を対象に、インターネット調査にて実施した。
夏休み期間中の親の不在時、「子供だけでお留守番」が全体の50.3%
「夏休み期間中、親が不在で子供だけになってしまう場合、どう乗り切る予定ですか。(複数回答)」との問いに対して、「子供だけでお留守番」が全体の50.3%となった。
平均すると低学年が34.3%なのに対し、高学年は66.3%と学齢が高くなるほど「子供だけでお留守番をさせる」割合が高まる傾向にある。また、兄姉に下の子の面倒を頼む割合も17.0%で、いずれにせよ、子供たちだけで過ごさせる家庭が多い現状が見受けられる。
夏休み期間中に子供だけで留守番をさせる場合の子供の過ごさせ方は、「勉強」(87.9%)、「DVD・テレビ」(72.6%)、「ゲーム」(67.8%)の順となった。
配偶者以外で手を借りられるのは、「親」が約7割
夏休みの期間中に配偶者以外で手を借りることができるのは、「親」が全体の65.7%。一方で「手を借りられる人がいない」は全体の18.1%となった。
「手を借りられる人がいない」という回答を母親の就労状況別にみると、日頃から預け先を確保していると思われる正社員の母親が9.1%なのに対し、専業主婦は20.2%だった。
夏休み期間中の業務、「時短」は正社員で12.1%、パートが31.3%
夏休み期間中の業務の取り組み方に関しては、仕事を持つ母親のうち、子供の夏休み期間中に「勤務時間を短くしている」のは正社員で12.1%、パート・アルバイトが31.3%となった。
「工夫していることは特にない」は正社員が78.8%、パート・アルバイトは59.3%。勤務体制のフレキシビリティがあるパート・アルバイトに対し、正社員ゆえに業務の取り組み方の工夫が難しい環境がうかがえる。