アンケートサイト「Qzoo」を運営するゲインはこのほど、「夏休みに関する意識調査」の結果を公表した。
同調査は6月、同サイト会員の全国20歳~69歳の男女各250名・計500名を対象に、インターネットリサーチにて実施した。
夏休みの取得日数は、理想も現実も「4~7日間」がトップ
今年の夏休みの取得予定日数について聞いたところ、「4~7日間」(47.8%)との回答が全体の約半数を占める結果となった。次いで「1~3日間」(27.0%)、「8~10日間」(16.4%)と続き、11日以上取得できると回答した人は8.8%で全体の1割に満たなかった。
また、理想の夏休みの日数について聞いたところ「4~7日間」との回答が36.2%で、実際に取得予定の日数同様にトップだった。次いで「8~10日間」が29.2%となった。
「20日以上」が理想だと回答する層は、18.6%と全体の2割弱だが、実際に「20日以上」を取得予定しているのは5.0%で、理想と現実で大きく差が出ている。なお、理想の日数について「1~3日間」で十分と考えている層も5%程度いた。
夏休みの予定は「国内旅行」がトップ、「自宅でのんびり」も多数
今年の夏休みの過ごし方について聞いたところ、トップが「国内旅行」(33.8%)、次いで「自宅でのんびり過ごす」(31.4%)という結果となった。
旅行先については、海外よりも国内という回答が大きく上回っている。おおむね男女での回答差は見受けられないが、「ショッピングセンターや複合施設へ買い物や遊びに行く」「海外旅行」については、女性の回答率が高い。
夏休みの予算は「10万円以下」が約6割、去年と「かわらない」が約8割
今年の夏休みの予定のために使おうと考えている予算については、「4~6万円台」(21.2%)、「1~3万円台」(19.0%)と続く。また、10万円以上の予算を検討している層は約16%だった。
また、検討している予算が去年と比べて増減があるかを尋ねた設問では、「かわらない」と回答した人が379名で、全体の約8割を占める。次いで「減った」が76名で15.2%、「増えた」が45名で9.0%という結果になった。
予算が去年と比べて「減った」もしくは「増えた」と回答した人に、その理由について聞いたところ、「減った」と回答した76名のうち「消費税増税の影響で節約を意識しているから」との理由を挙げた人が34名(44.7%)。次いで「収入が減ったから」と回答したのは24名(31.6%)。
逆に、「増えた」と回答した45名については「去年よりも、行きたい場所やしたいことが増えたから」が24名(53.3%)、「去年よりも、夏休みの取得日数が多いから」が14名(31.1%)だった。