ソフトバンクは7日、同社のデータ通信サービスに対応した10.1インチWindowsタブレット「ThinkPad 10 for SoftBank」(レノボ製)を9月中旬以降に発売することを発表した。ソフトバンクの法人向け販売チャネルより購入することができ、価格は未定。
「ThinkPad 10 for SoftBank」はソフトバンクの高速データ通信サービス、「SoftBank 4G LTE」と「SoftBank 4G」に対応した、10.1インチのタブレット。OSは、Windows 8.1 Pro Update 64bitと、Windows 8.1 Pro Update 32bitを搭載した2モデルを用意する。
ディスプレイには、WUXGA(1,920×1,200ピクセル)IPSパネルを搭載し、新聞やドキュメントなど、小さい画面では見にくい文字も綺麗に表示することができる。また、専用アクセサリーとして手書きのメモや、図の描画などに適した「ThinkPad Tablet ペン」が付属。1,024段階の筆圧感知により、素手での作業ができない環境下でも端末を操作することが可能となっている。
「ThinkPad 10 for SoftBank」の主な仕様は次の通り。OSは、Windows 8.1 Pro Update 64bitもしくは、Windows 8.1 Pro Update 32bit。内蔵メモリは、64bitモデルが4GB、32bitモデルが2GB。ストレージは、64bitモデルが128GB、32bitモデルが64GB。外部メモリは、microSD。サイズ/重量は、幅約256.5mm×高さ約177mm×厚さ約8.95mm/約610g。背面には約800万画素、前面には約200万画素のカメラを内蔵。バッテリー駆動時間は、後日発表するとしている。カラーバリエーションはグラファイトブラック1色のみの展開。
通信面では、SoftBank 4G LTE(下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps)、SoftBank 4G(下り最大76Mbps/上り最大5.7Mbps)、3G(下り最大21Mbps/上り最大5.7Mbps)をサポート。対応周波数は、SoftBank 4G LTEが1.7GHz/2.1GHz/900MHz、SoftBank 4Gが2.5GHz、3Gが2.1GHz/900MHzとなっている。そのほか、Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n、Bluetoothは4.0に対応する。