東芝は8日、3,840×2,160ドット解像度の15.6型液晶を搭載したモバイルワークステーション「dynabook Satellite WS754」を発表した。発売は7月下旬。税別の標準価格は398,000円から。
プロセッサにIntel Core i7-4810MQ vPro、グラフィックスにNVIDIA Quadro K2100Mを搭載したモバイルワークステーション。3次元CADアプリケーションを使う業務や高解像度の写真・映像などの編集加工を、打ち合せ場所や撮影現場などその場で作業できる。液晶は出荷時、1台ごとに液晶の色調整(キャリブレーション)を実施。sRGB対応プリンタへの出力時の色補正作業が軽減できるとする。
ラインナップは液晶やメモリ、ストレージ、光学ドライブの種類などで4種類。Windows 7 Professional SP1へのダウングレードモデルも用意する。液晶が1,920×1,080ドットのフルHDとなるベースモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4810MQ vPro(2.80GHz)、メモリが16GB、ストレージが500GB HDD、ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがNVIDIA Quadro K2100Mなど。標準価格は398,000円。液晶パネルを4Kへ変更した場合は税別478,000円からとなる。
このほかビジネス向けPCとして、厚さ約23.9mmの薄型筺体を採用した15.6型ビジネスノートPC「dynabook Satellite R35」、約18時間の長時間駆動を実現した13.3型モバイルPC「dynabook R634」、マグネシウム合金製で薄型堅牢の14型ノートPC「dynabook R644」など、新たに9モデルを販売する。