日本マクドナルドホールディングスは7日、2014年6月の月次セールスレポートを発表した。それによると、6月の既存店売上高は前年同月比8.0%減となり、5カ月連続で減少した。マイナス幅は前月(同2.4%減)より拡大した。前年に比べて土曜日が1日少ないことの影響があったという。
既存店客数は前年同月比10.7%減と大幅に減少し、14カ月連続のマイナス。既存店客単価は同3.0%増と14カ月連続のプラス。全店売上高は同8.6%減と5カ月連続のマイナスとなった。
6月は、5月から引き続きFIFAワールドカップオフィシャルスポンサー兼オフィシャルレストランとして、「マクドナルド 2014 FIFAワールドカップ キャンペーン」を実施。各国の代表料理をイメージしてもらえるよう「ジャパンバーガー ビーフメンチ」といったこれまで使ったことのない食材を使用したサンドイッチや、「ジャパンマックフィズ ブルーラムネ」をはじめとしたドリンク・サイドメニューなど、全14種類のメニューを展開した。
既存店売上高は、少なくとも13カ月以上開店している店舗を対象店舗として、その店舗の売上高を当年と前年それぞれ合計して比較したもの。