歌手で女優の神田沙也加が、7日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007 007と歌の女王様2時間SP』(21:00~22:54)に出演し、声優学校時代の師匠である声優・速水奨との再会を果たした。
大ヒット中の映画『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版でアナを演じ、挿入歌「生まれてはじめて」での歌唱力にも注目が集まっている神田。声優になることを目指して自ら専門学校に通い、2011年7月にテレビアニメ『貧乏神が!』(テレビ東京系)で声優としてデビューした。神田はそんな自分を「表に出ていくことにはあまり興味がなくて、どちらかというと裏方気質」と説明。「キャラクターに自分の声で魂を入れること」に憧れ、今でも声優になることに強いこだわりを持っているのだという。
その後、「神田沙也加の会いたい人007」のコーナーでは、声優学校時代の師匠である速水奨と約2年ぶりの再会を果たした。神田はスタジオに登場した速水を前に「わーい! 先生!」と飛び上がりながら喜び、声優として学んだことは「全てです」。ブースの外から受ける指示の声が「すばらしかった」と語り、「(私も)一声聞いただけですごいと思ってもらえるような声優さんになりたいと思いました」と影響を受けた存在であることを明かしていた。
「また必ず教えてください」と頭を下げた神田に対し、速水は「教えることなんか1つもない」。神田の学校時代の印象を「オーケストラのすべての楽器が鳴っている感じ」と表現し、「全てが足りすぎている。コントロールをつければより画にフィットするのかなと思っていた」と振り返った。また、『アナと雪の女王』での神田の演技について「すばらしかったよ」と絶賛すると、神田は「1番うれしいです。褒められて。やっぱり基礎を習った方なので…」と声を詰まらせ、「あぁ、いかんいかん!」と涙をこらえる場面も。最後に握手を交わし、速水から「今度はぜひ共演したい」と求められると、神田は「キャー!」と再び感激の声を上げていた。