ソネットは7月7日、関西国際空港到着便のPeach機内でLTE通信に対応したプリペイド型のSIM「Prepaid LTE SIM」を提供すると発表した。7月15日より販売を開始する。

Prepaid LTE SIMはソネットと航空会社のPeach Aviation(ピーチ・アビエーション)が訪日外国人の利便性向上を目指して提供するもの。

通信速度は下り150Mbps/上り50Mbpsで、利用方法は次のとおり。ユーザーはPeach機内で「Prepaid LTE SIM」を機内販売の際に客室乗務員から購入。購入時に渡されるレシートを関西空港第2ターミナル出発到着ロビー内の売店「アプローズ 第2ターミナルビル店」で提示することでSIMパッケージが入手できる。Web上で開通手続きを行い、SIMフリーのスマートフォンなどで運用する。

機内用のPrepaid LTE SIMリーフレットの提供イメージ

料金プランは、データ容量が100MBの「プラン100M」、500MBの「プラン500M」から選択可能。SIMは通常SIM、micro SIM、nano SIMの3種類を用意した。価格はプラン100Mが3,000円、プラン500Mが5,000円(ともに税込)。利用期間はプラン100Mが30日間、プラン500Mが60日間。

提供されるSIMカード

追加チャージの利用も可能。データ容量200MBの「チャージ200M」、500MBの「チャージ500M」、1GBの「チャージ1G」を用意した。価格はチャージ200Mが1,500円、チャージ500Mが2,000円、チャージ1Gが2,000円(すべて税抜)。

なお、同社はPrepaid LTE SIMを利用することで、「空港でサイトを見たり、地図アプリを使って現在地を確認しながら移動したりするなど、日本での旅行をスムーズにスタートできる」としている。また、国内発行のプリペイドSIMで、国際線定期便を運航する日系航空会社での機内販売はPrepaid LTE SIMが日本初とのこと(同社調べ、2014年7月3日時点)。