JR四国は、観光列車「伊予灘ものがたり」の営業運転開始に先立ち、松山駅・高知駅・高松駅・徳島駅で車両展示会を実施する。26日には、松山駅で出発式も行われる。
「伊予灘ものがたり」はキハ47形を使用し、伊予灘の夕日を連想させる茜色の車両「茜の章」と、太陽や柑橘類の輝きを表す黄金色の車両「黄金の章」からなる2両編成。7月26日以降、初便は「伊予灘ものがたり 大洲編」(松山発伊予大洲行)、2便は「伊予灘ものがたり 双海編」(伊予大洲発松山行)、3便は「伊予灘ものがたり 八幡浜編」(松山発八幡浜行)、4便は「伊予灘ものがたり 道後編」(八幡浜発松山行)として運転。伊予灘を眺めつつ、沿線のレストランと提携した食事(事前予約制。一部列車を除く)も楽しめるという。
車両展示会は13日の松山駅(3番のりばにて9:30~10:20)を皮切りに、19日に高知駅(4番のりばにて12:00~13:00)、20日に高松駅(9番のりばにて13:00~14:00)、21日に徳島駅(1番のりばにて10:30~11:30)で開催。各駅で配布される「入場整理券」で入場し、車両を見学できる。なお、運行状況などにより、車両の展示時間が変更になる場合がある。
営業運転が開始される26日には、「伊予灘ものがたり 大洲編」(松山駅9時10分発)の発車を前に、8時30分から松山駅3番のりばで出発式を実施。詳細については、「決まり次第、お知らせします」とのこと。