2014年6月24日、MMD研究所はウェアラブルデバイスに関する調査結果を発表しました。昨年はウェアラブル元年と言われ、様々な商品が登場し、今年に入ってその流れはさらに加速。すでに多くの人が知るところと思いますが、実情はどうなっているのでしょうか?

MMD研究所が2014年6月10日~6月14日の4日間、18歳以上の男女2,017人を対象に、インターネットを通じて調査しました。

まずは、認知度から見てみましょう。

調査の結果、「知らない」と「名前は聞いたことがあるが意味はわからない」を合わせると約72%がウェアラブルを認識していないことが分かります。

続いてウェアラブル端末の利用意向については、「利用したいと思う」「やや利用したいと思う」と答えた人を合わせて28.2%。興味があるユーザーはまだまだのようです。

Google glassへの期待

先ほどの質問で、知っている(聞いたことがある)と答えた人を対象に、どのようなウェアラブルデバイスを知っているかを尋ねたところ、1位はダントツでGoogle Glass、次いでGALAXY Gear、Smart Watch 2などが続きます。

1位のGoogle Glassが購入できるのは、現在のところアメリカのみ。日本では今年中に販売が開始されるのではないかと噂されています。上のランキング結果からも分かるように、多くの人が発売の日を今か今かと待ち望んでいるようですね。

2位~9位まではリストバンドタイプ(時計型)のウェアラブルデバイスが続きましたが、10位のJINS MEMEは、Google Glassと同じようにメガネタイプのデバイスで、眼鏡メーカーのJINSが手掛けています。2015年中の発売を目指しており、目の疲れや眠気などが分かるようになるとのこと。

ウェアラブルデバイスというとメガネ型やリストバンド型を想像しがちですが、指輪型やネックレス型、ちょっと変わったところでは肌着型や靴下型といったものまで、身に着けられるありとあらゆるモノが登場し出しています。

このように、ウェアラブルデバイスの認知・注目はまだまだのようですが、これは多くの人にウェアラブルデバイスを使って何ができるかといった具体的なイメージが伝わりきっていない中で商品だけがどんどん輩出されているからと思います。

多くの人が当たり前のように身に着けるようになるには、価格や性能面での問題とともに、これを使えばアナタの暮らしがもっと便利に、もっとワクワクしたものになりますよ!と提示できなくてはこの状況が続くのではないでしょうか?

記事提供:gooスマホ部

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