ファミリーマートとジャパンネット銀行はこのたび、今後、コンビニエンスストアとネット金融の新しい提携を検討していくことで合意したと発表した。
ファミリーマートは、新たにジャパンネット銀行を一つのプラットフォームとして、同行が提供するVisaデビットカードに加え、ポイントを活用した更なる事業拡大、および関係各社の持つノウハウやサービスの相互提供を検討していく。
ジャパンネット銀行は、2006年3月30日公表の「ヤフーと三井住友銀行グループのインターネット金融事業における戦略的提携について」に基づき、両社のブランド、顧客基盤、ノウハウ、経験などを活かしながら、決済ビジネスや消費者ローンビジネスにフォーカスし、ITを活用した利便性の高いサービスをネットユーザーに提供してきたが、このたびのファミリーマートとの提携により、ネットとリアルチャネルの融合を図り、営業基盤を一段と拡大していく。
両社は、ジャパンネット銀行の「Visaデビット付キャッシュカード」と、ファミリーマートの「ポイントカード」との一体型カードの発行および相互送客施策の検討開始し、関係者間での正式な合意を前提に、順次リリースしていく予定としている。
ファミリーマートは、業務提携に加え、成長著しいEC事業とコンビニエンスストア事業との融合により顧客の利便性を抜本的に向上させることを目的として、今後、関係者と協議のうえ、ジャパンネット銀行への将来的な資本参加について検討を進めていくこととした。
同基本合意をうけ、ジャパンネット銀行は3日より、全国のファミリーマート店舗で、ジャパンネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードを利用した顧客に、Tポイントをプレゼントするキャンペーンを開始した。
キャンペーン概要
名称:『JNB Visaデビットを使って100万円分のTポイント山分けキャンペーン』
期間:7月3日(木曜日)~7月31日(木曜日)
内容:キャンペーン期間中にVisaデビット付キャッシュカードを2回以上利用した顧客全員で100万円分のTポイントを等分(山分け)プレゼント。
対象店舗:全国のファミリーマート店舗約1万700店