今年15周年を迎えるヨーロッパ最大の日本文化・エンターテイメントの祭典であるJAPAN EXPO 2014 (パリ・ノール・ヴィルパント展示会会場)に、新人演歌歌手の徳永ゆうき(19歳)が出演。10代の演歌歌手としては初めてとなった。

和食が世界無形文化遺産に登録され、ますます日本文化への注目が高まっている昨今、日本の心を歌う「演歌」で、フランスからお祭りソング的新曲「Dodompa Dance!」を初披露した。

徳永ゆうきは2013年11月に「さよなら涙に」でデビューし、セカンドシングルとなる「Dodompa Dance」(ドドンパダンス)を日本に先駆けてフランスで7月2日より先行配信した(日本では、「平成ドドンパ音頭」として8月6日に配信、9月17日にCDとカセットテープをリリース)。この楽曲を手がけたのは「島唄」を作詞作曲し、世界を魅力し続けている宮沢和史。「島唄」は世界12カ国で100組以上のアーティストがカバーする、世界で愛唱される日本の歌のひとつとなっている。

デビュー曲は水兵スタイルだったが、今作の衣装はオリジナルデザインハッピでトリコロールカラー。満を持してステージに臨んだ。

徳永ゆうきはJAPAN EXPO各所で用意されたステージでデビュー曲のほか、8月6日に日本でリリースされるカバーアルバム『ゆうきの歌ー故郷編ー』の収録曲を中心に、明るく晴れやかな歌声を披露した。

その中でも特にフランス人の心を掴み、圧巻だったのが、新曲「Dodompa Dance!」。日本を愛する現地の学生がステージに上がり、アーティストと共に会場を盛り上げた。

ライブ後は日本の心に感銘を受けた現地のファンから写真の撮影が殺到。ライブ終了後は会場内を巡ったり楽しむつもりだったが、あまりの盛況ぶりに控え室で留まる事になった。その後、現地での取材申し込みも10社以上集まり、フランスのメデイアでの次々にとりあげられていた。