村上弘明、故郷･岩手県の観光PR大使に就任し「県全体が元気になって欲しい｣

俳優の村上弘明が5日、都内で行われた、岩手県の観光PR特使「いわて☆はまらいん特使」の就任式に出席した。

岩手県は、同県陸前高田市出身の村上を、"岩手においでください"という意味の「いわて☆はまらいん特使」に任命。達増拓也県知事から特使の巨大名刺を受け取った村上は、「岩手の魅力を全国の人に知ってもらいたい」とアピール。東日本大震災で実家の1階が水没する被害を受けた村上は、様々な復興支援活動を行っており、「今はとにかく必死の状況。先行きの見えない不安を感じている」としつつ、「これからが本格的な復興になる。何か出来ることがあれば、やっていきたい」と気を引き締めた。

また、同県のホームページでは、村上が出演する4本のスペシャルムービーを18日から順次公開。村上が演じる人情派刑事が小袖海岸の海女たちと交流するほか、織田信長や柳生十兵衛、医者に扮して同県の魅力を紹介する内容となっており、「みなさん素朴でとても元気だった。今を必死に生きていると感じて、僕自身が癒されました」と撮影を楽しんだ様子。また、最後に「良い街になったと言われるように、その礎を作っていきたい。岩手県全体が元気になって欲しい」と語った村上は、「"いわてさ、はまらいん"が流行語になったらうれしいですね」と笑顔を見せていた。