共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングはこのほど、「第5回 Ponta消費意識調査 2014年6月」の結果を公表した。
同調査は「Pontaリサーチ」会員を対象に、6日から9日にかけてインターネットを通じて実施。男性・女性×年代別(20・30・40・50・60代以上)の各10セルで300サンプル、計3,000人から有効回答を得た。
消費意識は増税以前に戻りつつあるが…
「いま購入・消費したい商品・サービス」を前回調査比のポイント増減トップ10でみたところ、4月に減少した「食品(お取り寄せ)」「家電」などの項目が今回は増加。一方、「食品(ふだん食べるもの)」「旅行(日帰り)」などが減少し、消費意識としては4月以前の状態に戻りつつある傾向が見てとれるとしている。
「消費税率引き上げに関する実感」を聞いたところ、実感する人が4月の72.0%から、今回は84.7%に増加。特に「非常に実感している」が大幅に増加した。また、「節約したい」人の91.4%が実感しており、「節約したくない」人でも4月より増加しており、全体的に消費増税が意識されている結果になったという。
「消費者の節約志向」と調べたところ、「節約したい」派は4月の50.2%から、今回は58.3%に増加した。また、「消費増税を実感している」人だけでなく「実感していない」人も「節約したい」派が増加している結果となった。
「ポイントつかいたい」は調査開始以来最高水準に
「ポイントを"つかう"意識」について調査したところ、Pontaポイントを「つかいたい」が2カ月連続で増加し、調査開始以来で最高の40.4%となった。「わからない」は減少し、「つかう」意識が明確になってきている結果となったという。また「節約したい」派では「つかいたい」(45.0%)が最多となった。