熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「ASKAが今週中に保釈か。そのとき妻は? 今後は?」【ミヤネ】

衝撃の逮捕から1カ月半、レコード会社から契約を打ち切られ、ファンクラブも運営中止、さらに、実質的なオーナーだった所属事務所からも契約解除されたASKA。つまり結成から35年にして、CHAGE and ASKAは解散したも同然ということになる。

一方、ASKAの妻は、6月7日に迎えた27回目の結婚記念日も自宅地下室でひっそりすごしたようだ。「今週中にも保釈される」というASKAの身元引受人になるのは妻だろう。薬物、浮気などの耐え難い裏切りを受けた今、どんな心境で過ごしているのか。ある意味、ASKA以上に注目が集まっている。

●「熱愛報道続きの浅野忠信が快挙! モスクワ映画祭で2冠達成」【スッキリ】

カンヌらと並ぶ世界4大国際映画祭のひとつ、モスクワ国際映画祭で快挙。映画『私の男』が最優秀作品賞、主演の浅野忠信が最優秀男優賞に輝き2冠を達成した。最優秀作品賞は15年ぶり、最優秀男優賞は31年ぶりという。熊切和嘉監督は、「企画段階から完成に至るまで、さまざまなトラブルに見舞われた映画でした。神様もいたんだなぁ。最高です!」、浅野は「まさか、こんな形で報われるとは思っていなかったので、今は素直に皆さんに感謝しております」と喜びのコメントを発表した。

このところ浅野はプライベートでの熱愛報道ばかりだったが、ひさびさに本業で大きな勲章を獲得した。『私の男』は禁断の恋を描いたR15指定の映画で現在公開中だが、ロングヒットなるか。

●「入山杏奈が事件後初の劇場復帰! 握手会再開も発表」【PON!】

握手会襲撃事件後に初めてAKB48劇場に現れた入山。右手はピンク色の布で覆われた痛々しいギプス姿だったが、「みなさん本当にご心配をおかけしました。早く元気な姿を見せたいと思って、今日は公演前に少しお時間をいただきました」とあいさつ。さらに、「1人で家にいるときも、みなさんの声が私の支えになっていました。こうして帰ってくる場所があって、待ってくれるみなさんがいて、これからもよろしくお願いします」と感謝の言葉を口にして笑顔を振りまいた。ただ、ダンスなどはまだできないようで、公演復帰はおあずけ。川栄李奈とそろっての復帰を改めて誓っていた。

また、AKB48は今月5日に東京ビッグサイトで行われる握手会の開催を発表。意外に早い再開は警備のメドがたったからなのか、レコード会社の強行突破か。さすがに入山と川栄は参加しないだろうが、他のメンバーへの心理的影響も気になるところ。今後の方向性を左右するイベントになるかも。

●「最速離婚の遠野なぎこに緊急生電話。『恋人に戻った』」【ノンストップ】

先月28日に離婚届を提出していたことを明かした遠野。2度目の結婚生活を送った期間は、初婚時の72日間を上回る55日間で、遠野自らが持つ“芸能人最速”の記録更新らしい。

記者会見直前の控室から電話出演した遠野は、離婚の理由について「自分に自信がなさすぎて、相手を試したり、縛りつけたり、落ち着かなかった」「小さいころから複雑な家庭で育ったので家族が欲しかった。だから『夫はこうあるべき、妻はこうあるべき』ということばかりこだわってしまった」と神妙に話す。

さらに、「けっきょく大好きなんですよ。ただ、夫婦という形になると、お互い負担になりすぎたんです。求め過ぎて責任を感じすぎてしまったので、『夫婦という関係を取り除ければうまくやっていけるよね』という話になりました」とコメント。現在でも恋人同士であり、毎日会っているというから、もう理解できない。おそらく誰1人“円満離婚”とは思っていないし、「話題作り」という声もあるが、それならもう少しうまくやれるだろう。再発した摂食障害も含め、芸能活動どころではないのでは?

●「KARAが長身の新メンバー加入で4人体制に」【PON!】

ニコルとジヨンが抜け、3人になっていたKARAの新メンバーオーディション最終選考が行われた。所属事務所の練習生7人の中からファン投票で選ばれたのは19歳のヨンジ。身長166センチ、体重49キロで、キュートなルックス、歌唱力、ダンス力がズバ抜けていたらしい。一部では「すでに一番カワイイ!」という声もある。

ヨンジは涙をこぼしながらも、「一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いいたします」と前向きなコメント。4人体制になった新生KARAは、8月にシングル発売、10月から全国ツアーを行うという。嫌韓ムードはすっかり高め安定で落ち着いているが、KARAの人気はどの程度なのか。8月のオリコンランキングが見物だ。

●「25周年のドリカムが、原点ライブをド派手に発表!」【PON!】

デビュー25周年を迎えたDREAMS COME TRUEが、1989年3月26日にデビューライブを行った渋谷クラブクアトロで、一夜限りの400人限定無料ライブをするという。

ライブが行われるのは、3年9カ月ぶりのオリジナルアルバムをリリースする8月13日。思い出の詰まった場所で開かれる凱旋ライブだけに発表もド派手で、渋谷駅前の大型ビジョン5台をジャックして行われた。さらに新宿、表参道、青山などの10か所で日刊スポーツの号外が約2万人に配られたらしい。記念ライブとリリースに向けて、これから露出が増えるだろう。

●「DA PUMPの現状に衝撃。ショッピングセンターで最終公演」【ノンストップ】

場所は埼玉県春日部市のショッピングセンター。パーテーションに仕切られた殺風景なステージで歌っているのは、あのDA PUMPだった。これは新曲のプロモーションではなく、「2月からはじまった全国ツアーの最終公演」というから驚いてしまう。1ステージ40分の2回公演で、もちろん無料。しかもステージ終了後には握手会も行っていた。

全国ツアーとは名ばかりで、土浦、船橋、銚子などのイオンモールなどを回っているだけなのだ。彼らはかつて紅白歌合戦に5年連続出場し、全国ツアーでは11万人強を動員していただけに、その落差はすさまじい。相次ぐメンバーの離脱やISSAの女性問題などでイメージダウンしたのは間違いないが、ここまでの落差は衝撃的ですらある。

現状についてISSAは、「今のDA PUMPを知ってもらうために何が一番いいんだろうと思ったとき、やれる場所がないのであれば、喜んで引き受けてくれるところでやろうと。今年は一からやり直すつもりだし、多くの人に知ってもらいたい」とコメント。しかし、その表情は意外なほどすがすがしく、現状を受け入れて前へ進む男のカッコよさが感じられた。

●「独占、尾上松也が恋愛観を語る。僕の好きな女性は……」【ノンストップ】

「歌舞伎界のプリンス」として、そして「前田敦子の彼氏」として、ブレイク中の松也。独占インタビューに現れた服装は全身黒一色で、「センスがないんで、黒ならまとまるじゃないですか」と笑う。どうやら飾らない人柄のようだ。パンパンにふくれあがったカバンの中身は多くの台本。練習や不安を解消するために持ち歩いていて、「車の運転席とか、トイレとかで集中して覚える」らしい。歌舞伎に加え、ドラマやバラエティもこなすだけに切り換えが必要なのだろう。

今回の公演はラブストーリーであり、記者から理想の女性について聞かれた松也は、「憧れるのは、耐えるというか、夫のために2歩3歩下がる女性。着物を自分で着たり、うまくたためたりの管理も欠かせないですよね」と未来の妻を思わせるコメント。さらに「追うのと追われるのとどちらがいい?」と聞かれると、「どっちでもいいっちゃいいんですけど、そのときそのときですよね。恋愛って」「(恋愛は)人生において生きる上での希望や生きる糧というのは間違いないですね」とまたも率直に話した。これだけ騒がれる中、堂々と自然体でいられるのは大物の証かも。

●「ASKAがついに保釈。2カ月ぶりの姿と更正の決意」【スッキリ】

覚せい剤取締法違反などで起訴されていたASKAが、勾留先の東京湾岸署から保釈された。正面玄関に現れたASKAは、黒いスーツにメガネ姿で顔の血色は良く、足取りもスムーズ。逮捕から48日間、薬物を使用していなかった効果か。ASKAはボソボソとつぶやきながら深々と一礼したが、報道陣やファンからの問いかけには一切答えずワンボックスカーに乗り込んだ。弁護士の指示か、それとも、まだまともに話せないのか。ある意味、ASKA以上に「アスカ様! ご飯食べてね~」「自分を責めないで!」「道でも小さい公民館でもいいから歌って」と必死に声をかける女性ファンの方が痛々しく見えた。

ASKAは保釈と同時に、弁護士を通じて「本日、裁判所に保釈を許可いただきました。この機会にこれまで私の音楽を聞いてくださったファンの皆さま、関係者の皆さまに今回の件でご迷惑とご心配をおかけしましたことについて、心よりお詫び申し上げます。私は二度と同じあやまちをしないと決意しています。その決意をさらに強くしていくために、私は裁判まで医師の指導を受けます。そして自分に向き合いたいと思います」と決意のコメントを発表した。

保釈金は700万円で、初公判は8月28日。その後、マスコミはASKAが乗った車を追跡したが、車を乗り換えるなどして、見事にまかれてしまったという。どこかの病院か、ホテルで身を隠しているのか、少なくとも夫人の待つ自宅ではないらしい。

●「Charaが愛娘SUMIREとミニスカ初共演!」【PON!】

新ブランドの発表会にゲスト出演したCharaとSUMIRE。イベント、CMともに母娘共演は初めてだけにCharaは、「一度やってみたかったので、共演できてうれしい」

「(SUMIREが)マイク持ってるの新鮮だよね。私、これ普通だけど」と満面の笑みを見せた。一緒に買い物をしたり、服を貸し借りしたり、美脚も含め友だち同士にしか見えないが、かなりの仲良し母娘らしい。

SUMIREは現在19歳のモデルで、父親は寡黙な名優にして“お盛ん”な浅野忠信。この日は、「そうですね」などほとんど話さなかったが、そこは浅野に似たのかも。


3日の夕方、ASKAが保釈される瞬間を生中継しようと民放各局が一斉報道。日本テレビとTBSはこの時間帯がニュース番組であり問題なし。フジテレビは再放送ドラマ『PRICELESS』を急きょ打ち切り、木村拓哉のセリフ中に画面を切り換えたが、しばらくASKAは出てこなかった。一方、テレビ朝日は再放送ドラマ『相棒』を予定通り終了まで放送して、続くニュース番組の中でASKAの姿を映した。

まさに現場の判断が明暗を分けた形だが、まもなくはじまるドラマ『HERO』を支援するために再放送していたものを、それも最終回のクライマックスで木村拓哉のセリフ中に打ち切った報道担当者はバツが悪いだろう。

木村隆志

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。