7月3日公開のドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』前夜祭舞台あいさつが3日、東京・六本木のTOHO シネマズ六本木で行われ、AKB48の渡辺麻友、柏木由紀、島崎遥香、小嶋陽菜、高橋みなみ、横山由依、北原里英、木崎ゆりあ、加藤玲奈、岡田奈々、倉持明日香、西野未姫、向井地美音、高橋栄樹監督が出席した。

後列左から西野未姫、岡田奈々、向井地美音、加藤玲奈、木﨑ゆりあ、倉持明日香、前列左から高橋栄樹監督、高橋みなみ、横山由依、柏木由紀、渡辺麻友、小嶋陽菜、北原里英、島崎遥香

AKB48の映画シリーズ第4作目となる本作は、今年6月に卒業した大島優子とで総監督を務める高橋みなみら少女たちの1年半に及ぶ葛藤の記録をとらえたドキュメンタリー。公開を前日に控えたこの日は、前夜祭と題した試写会後に舞台あいさつ。先月の選抜総選挙で悲願の1位を獲得した渡辺は「去年も1位を獲ろうと思って挑みましたが、なれなかった悔しさがあったからこそ全力で頑張れた1年でした。今回1位を獲ったことは、生きてきた中で一番うれしかったし、7年間頑張ってきたことは無駄じゃなかったと改めて感じることができました」と笑顔を見せた。

組閣祭りでまさかのNMB48兼任が発表された柏木由紀は「(発表は)びっくりしたんですけど、4カ月ぐらいNMB48のメンバーと一緒に居ると、笑いを求められて全然ダメ出しされるし、チームでも最年長で若いメンバーに『歳ですよね』と言われるんです」と明かすも「NMBにいると初心を思い出してくれるし、姉妹グループとしてAKB48を追い越せという感じで、どっちの立場としてもグループを盛り上げていきたいと思います」とAKB48グループの中心的メンバーとして決意を新たにした。

最後に総監督の高橋が締めの言葉。「このドキュメンタリー映画で描かれている1年半、大島優子やメンバーの卒業、雨の国立競技場、組閣祭り、選抜総選挙、被災地の訪問活動、さらには事件についても触れています。これはドキュメンタリー映画である以上、避けては通れない出来事でした」と5月に起きた握手会襲撃事件についても言及し、「つまづいて転び、立ち上がりたくても立ち上がれない時に近くにいてくれたのが、メンバーやファンの皆さんでした。この映画を通して、私自身も改めて前に進みたいと感じました。膨大な資料の中からこの作品を作っていただいた高橋監督には感謝の気持ちでいっぱいです。これからもAKB48の応援をよろしくお願いします」とあいさつして会場を後にした。