俳優の佐藤健、藤原竜也、女優の武井咲、大友啓史監督が2日、大阪・御堂会館で開催された映画『るろうに剣心 京都大火編』(8月1日公開)試写会に出席し、舞台あいさつを行った。
会場には、応募数1万3,000人通以上の中から当選した900人を超える観客が集まり、立ち見客が出るほどの盛況ぶり。主人公・緋村剣心役の佐藤は、「こんなに集まっていただきうれしいです。東京でもこういう試写会をやりましたが(大阪は)ウェルカム感がすごい。これは大阪だからですかね。格が違います」と反応の違いに驚き、大友監督は「大阪すごいな、衝撃的です。大阪の皆さんに負けないくらいの衝撃的な作品を作りました」と出来栄えに自信をのぞかせた。
剣心の宿敵・志々雄真実を演じた藤原は、「志々雄スーツは着ると機嫌が悪くなる(笑)。耳が聞こえないし、ご飯も食べられないし、トイレにも行けなくて大変(笑)」と撮影中の苦労話を語り、初めて共演した佐藤を「一年を通して役を全うしている。テンションをキープしながら全うするのはすごい。佐藤さんに引っ張られて、僕も志々雄を全うすることができました」と絶賛。
一方の佐藤は「志々雄やばいですよ。『京都大火編』でもやばいですけど、『伝説の最期編』もとりあえず人間ではない何かになっています(笑)」と明かし、その衝撃を「悪役だったら映画界に残るんじゃないかな」と表現。本作を「『るろうに剣心 京都大火編』を観たあとに続きが気になって、『伝説の最期編』がすごくみたくなって、公開日が9月13日って事を知って、もがき苦しむと思います(笑)」とアピールしていた。