経済産業省 資源エネルギー庁が2日に発表した石油価格調査(6月30日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1円高い168.4円となり、10週連続で値上がりした。

イラク情勢の悪化で原油価格が上昇したことが要因で、2008年9月29日(170.2円)以来、約5年9カ月ぶりの高値が続いている。

都道府県別の動きを見ると、高知県を除く46都道府県で値上がりとなった。最も高かったのは鹿児島県の175.8円(前週175.2円)で、以下、長崎県の173.4円(同173.0円)、大分県の172.0円(同171.3円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1円高い179.2円と、11週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.9円高い146.3円と、同じく11週連続の値上がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より7円高い1,929円と、4週連続の値上がり。2008年10月27日(1,943円)以来、約5年8カ月ぶりの高水準が続いている。