アニヴェルセルはこのほど、「アニヴェルセル総研」の調査第7回として、首都圏・関西在住の20歳~36歳の男女1,400名を対象に行った「結婚意識」に関する調査の結果発表した。調査は3月7日~11日に行われた。
約半数が出会いに期待
「参列する結婚式で異性との出会いを期待しますか?」の質問に対し、48%の出席者が「出会いを意識して出席している」と回答した。
1位になったのは、「あまり意識したことがない」という回答で、全体の4割近くを占め、これに3位の「全く期待して いない」(15.5%)を加えると、回答者の半数以上は、結婚式での異性での出会いには「期待していない」となるが、残りの半数近くは出会いに「期待している」という結果に。
厚生労働省が発表している資料「平成25年版厚生労働白書 若者の現状と課題」によると、18歳から39歳未婚者のうち、決まった交際相手がいない男女は、男性が62.2%で女性が51.6%。「交際相手がいない人と出会いを期待している人は必ずしも同数になるとはいえないが、結婚式に出席して周囲を見渡すと、気になる異性の2人に1人はこの結婚式で出会いを求めている可能性がある」としている。
4割の人が「出会いがあった」
「異性との出会いは実際にありましたか?」という質問への回答は「まったく出会いがなかった」という人は、全体の45.7%、「頑張ったが、出会いにつながらなかった」(13.1%)という人ものぞいて「出会いがあった」という人は、全体の41.1%にのぼった。つまり、結婚式をきっかけに、出会いが欲しいと思っていた人の10人に4人が出会いにつながっているということがわかった。実際に「お付き合いに発展」した人は5.6%、付き合いには発展していないものの「交流が続いている」人は15.5%だった。