Samsung Electronicsは1日(米国時間)、4.5型ディスプレイを搭載したスマートフォン「Galaxy S5 mini」を発表した。同社のフラッグシップモデル「Galaxy S5」の小型版となる。7月はじめにロシアで発売する。国内での発売日と価格はともに未発表だ。

Galaxy S5 mini

Galaxy S5 miniは、4.5型のHD(720×1,280ドット、326ppi)有機ELディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。Galaxy S5の5.1型のフルHD(1,920×1,080ドット、432ppi)有機ELディスプレイに比べ、サイズ、解像度とも控えめの仕様となっている。

Galaxy S5 miniは、Galaxy S5と同等のIP67相当の防水・防塵性能を備えている。また、「ウルトラ省電力モード」、指紋認証機能、心拍数モニターも搭載。「Gear Fit」などの同社製ウェアラブルデバイスとの連携も行える。

800万画素のメインカメラと210万画素のサブカメラを搭載しており、動画撮影では30fpsでのフルHD撮影に対応している。「Galaxy S5」で特長的な0.3秒の高速AF機能やリアルタイムHDR機能、選択フォーカス機能などに関する記述は「Galaxy S5 mini」には見られなかった。

サイズはW64.8×D9.1×H131.1mmで、重量は120g。OSはAndroid 4.4で、CPUは1.4GHz クアッドコア、内蔵メモリは1.5GB、ストレージは16GB。バッテリ容量は2,100mAhとなっている。カラーはチャコールブラック、シマリーホワイト、エレクトリックブルー、カッパーゴールドの4色。

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