カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、「結婚に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は5月30日~6月3日、Tカードを利用している会員のうち、結婚している18歳~75歳の男女を対象としてインターネット上で実施。1,517名の回答を得た。
結婚しようと思ったきっかけは、1位「自然に」、2位「適齢だったから」
「結婚相手と結婚をしようと思ったきっかけ」を聞いたところ、明確な決め手となるきっかけはなく「自然に」が33.6%で1位となり、"なんとなく、そろそろ結婚を"という自然の流れで結婚をした人が多いことが分かった。2位には「適齢期だったから」(10.2%)が入り、「この人以外はいない! と思ったから」は9.5%で3位だった。また、プロポーズをした男性は64.1%にとどまり、「はっきりプロポーズをしなかった」人が33.6%にのぼった。
年代別に見てみると、20代以下では「子供ができたから」(16.3%)が2位となり、同回答を選択した60代以上と比較すると12.6ポイント上回った。また性別に見てみると、女性の2位には「適齢だったから」(11.1%)が選ばれたのに対し、男性の2位は「大好きだから」(10.1%)となり、女性は気持ちよりもタイミングを重視する傾向が強いことが分かった。
結婚の条件「性格」「価値観」「優しさ」
続いて「結婚相手に求めた条件」を最大3つまで聞いたところ、1位は「性格」(53.3%)、2位は「価値観」(47.3%)、3位は「優しさ」(42.4%)となり、人としての内面的要素が圧倒多数を占めた。
性別に見てみると、男性の4位は「容姿(顔)」が20.6%、女性の4位は「職業(定職)」が22.9%で入り、内面的要素は重要ではありつつも、男性は外見、女性は将来の安心感についても結婚条件として求めていることが分かった。
結婚相手と知り合ったきっかけは「職場」「知人・友人からの紹介」「学校」
「結婚相手と知り合ったきっかけはどこか」を聞いたところ、1位は「職場」(33.6%)、2位は「知人・友人からの紹介」(25.5%)、3位は「学校」(14.2%)が選ばれ、半数以上がイベントごとではなく普段の生活を送る中で結婚のパートナーと出会っていることが分かった。また60代以上は3位が「お見合い」(19.3%)となり、他の世代と比較すると15ポイント以上上回った。
結婚までのお付き合い期間、一番多かった答えは「2~3年」
「現在の結婚相手と、結婚するまでにどのくらい付き合ったか」を聞いたところ、一番多かった回答は「2~3年」(21.6%)、続いて「1年~1年半未満」(14.8%)、「7カ月~1年未満」(13.9%)となった。60代以上では「6カ月未満」(21.5%)が1位に選ばれ、"お見合い結婚"が多い中、何年間か付き合ったから結婚を考えるのではなく、お付き合い期間=結婚までの準備期間と考えられていた傾向が見てとれたという。