総合人材サービス、ランスタッド・ホールディング・エヌ・ヴィーの日本法人であるランスタッドはこのほど、労働者の意識調査(「ランスタッド・ワークモニター2014年第2四半期」)の結果を発表した。「ランスタッド・ワークモニター」は世界33カ国において、年4回、18~65歳の週24時間以上働く方を対象に実施している調査。
今回は、4月16日~5月6日の期間、世界25万1,418名を対象に実施。日本では7,288名より回答を得た。
仕事と学歴の意識、日本と世界の違いは?
「学歴や専攻を生かせる仕事についているか」という問いに対し、日本人労働者の43%が「ついている」と回答。「ついていない」の57%を下回る結果となった。一方で、グローバル平均では、72%が「付いている」と回答。中でも中国、カナダ、ドイツの労働者の75%が「生かせる仕事に就いている」と答えた。
「最初の仕事がその後のキャリアに大きく影響すると思うか」という質問には、65%が「すると思う」と回答。同様の回答は、グローバル平均の43%を上回っている。
また、日本と同様に中国(82%)、香港(62%)など東アジア地域を中心に、「最初の仕事がその後のキャリアに影響する」という意識があるということが明らかになった。