日本航空(JAL)は1日、JAL国内線ファーストクラスにて、モバイルバッテリを利用できるサービスを導入すると発表した。提供開始は7月7日から。
同社は国内線初の機内インターネットサービス「JAL SKY Wi-Fi」を23日より導入。東京(羽田)=大阪(伊丹)線、東京(羽田)=福岡線、東京(羽田)=函館線の一部便で提供開始する。今後、2016年度にかけて国内線のボーイング777/767/737型機計77機を新仕様機材「JAL SKY NEXT」に順次改修し、機内ネットサービス提供便を拡充する予定。なお、サービス提供便では「JAL SKY Wi-Fi」のロゴを機体出入口や機内の壁などに表示する。
これに関連し、JALは1日、「JAL SKY Wi-Fi」のサービス利用時にも電池の消耗を気にせずネットサービスを楽しめるとして、座席に充電用端子がない国内線機内でもファーストクラスでモバイルバッテリを利用できるサービスを発表した。
サービスの対象路線は、JAL国内線・ファーストクラスサービスを実施する全路線。バッテリ製品はオリジナルロゴ付きの日本トラストテクノロジー製「MobilePower MP-16000」(16,000mAh容量)で、国内線ファーストクラス全座席のシートポケットに収納され、機内のみで利用できる。
対応端末はスマートフォンおよびタブレット端末。なお、充電用USBケーブルはユーザー側で用意する必要がある。