ビー・エム・ダブリューはこのほど、4月に7年ぶりのフルモデル・チェンジを果たした新型「MINI」のラインアップに、エントリー・モデルとなる「MINI ONE」を追加し、全国のMINI正規ディーラーで販売開始した。
MINIブランドでは、標準モデル「MINI」のほか、「MINI コンバーチブル」「MINI クラブマン」「MINI クロスオーバー」「MINI クーペ」「MINI ロードスター」「MINI ペースマン」の7モデルがラインアップされている。「MINI」は今年4月、約7年ぶりにフルモデル・チェンジを果たし、ひと目で「MINI」とわかるデザインを継承しながら、最先端の技術を数多く取り入れた。
今回、ラインアップに追加された「MINI ONE」は、同ブランドを身近に感じられるエントリーモデルとなった。USBオーディオ・インターフェース、フル・ホイール・カバー付15インチ・ホイール、サーボトロニックなど、標準装備品を向上させるとともに、ナビゲーションシステム、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ、アクティブ・クルーズ・コントロール、ヘッドアップ・ディスプレイなど、数々の先進装備も用意した。
燃費向上のため、新開発の1.2リットル3気筒ターボ・エンジンを採用。エアロダイナミクスの最適化も図り、燃料消費率は従来モデルより約10%向上し、20.2km/リットル(MT車)を実現している。「平成27年度燃費基準」「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成し、エコカー減税対象モデルとなったことで、自動車取得税が60%、重量税が50%減税になる予定だ。
価格は6速MTが226万円、6速ATが240万円(ともに税込)となっている。