葛西臨海水族園(東京都江戸川区)では、開園25周年イベントとして、7月12日に特別無料開園を実施する。

「伊豆七島の海」

マグロのぬいぐるみがもらえるクイズプログラムも開催

同イベントのテーマは「ありがとう 海のめぐみ」。水産物は、食材として利用されるだけでなく、薬や栄養剤など広く利用されている。人気のクロマグロを中心に「海のめぐみ」の豊かさ、重要性を伝えるさまざまなプログラムを実施する。

クロマグロをプロが解体

本館「テントデッキ」で開催する「マグロはおいしい、カッコいい!」では、プロのマグロの解体師がクロマグロを丸ごと1尾解体し、マグロの刺身ができるまでを実演する。同時に水族園スタッフが、マグロの体に隠された、高速で泳ぎ続けるためのさまざまな工夫も解説する。時間は、11時~11時45分。なお、マグロの解体は行うが、食べることはできないとのこと。 

「海のウルトラクイズに挑戦!」は、参加者が挑戦できる海の生物に関する「YES or NO」クイズ。連続正解者には、マグロのぬいぐるみやマグロへの給餌のようすを間近で見学する体験をプレゼントする。

1回目「マグロのぬいぐるみプレゼント」は、10時30分~10時50分、2回目「マグロ・スプラッシュガイド参加権」は14時~14時20分。場所は本館3階「空の広場」。1回目は誰でも参加できるが、2回目は小学生以上が対象となる(家族、グループで来園した場合は、全員で参加。小学生は保護者同伴)。 

アクアシアターで行う「マグロは夜も泳ぎ続けてるって本当?」は、水族園で活動するボランティア自らが作成した標本や解説シートなどを利用し、マグロの面白さを伝える。時間は10時30分~11時45分。

「西なぎさボトルウオッチング」では、地引網などで採集された魚の幼魚や砂中の生物を紹介し、干潟が「海のめぐみ」を支えていることを伝えるプログラム。時間は、12時~14時。場所は本館「空の広場」。

マテガイとシオフキ

そのほか、伊豆七島・小笠原の代表的な水産物などを販売する「伊豆七島・小笠原の海のめぐみを味わおう」や、同日限定の特別ガイドツアー、「海のめぐみ」パネル展などを実施する。

無料開園の時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。