アップルは、教育コンテンツ配信サービス「iTunes U」のアップデートを発表した。7月8日より、iTunes Uアプリケーション上で、教育者は初めてコースそのものをすべてiPad上で作成、編集、管理できるようになる。
iTunes Uを利用することで、教育者は世界中のiOSユーザーに向けて、講義/課題/教科書/テストなどを含むコースを作成できる。
今回のアップデートにより、教育者は、iPad上でコースをすべて作成できるようになる。iWork、iBooks Author、さらにiPadから利用できる75,000本以上の教育アプリケーションから直接リッチコンテンツや学習マテリアルを追加することが可能となるほか、iPadの内蔵カメラを使って撮影した写真やビデオも利用できる。
また、iTunes Uアプリケーションの「ディスカッション」では、学生は自動的に授業内のディスカッションをフォローしながら、新しい話題に参加したり、プッシュ通知を受け取るように設定して、新しい話題が始まった通知を受け取ったり、参加しているやり取りに誰かが返事をしたことを知ることができる。教育者もこのフォーラムに参加し、ディスカッションのモデレーターとしての役割を果たせるようになり、話題から脱線したメッセージや返答を削除することも行える。