猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて、飼い主のいない猫の保護ボランティア活動「猫付きマンション」を案内している。今回は、千葉県市川市にあるペット共生型マンション2部屋を紹介する。
猫付きマンションとは
猫付きマンションは、「猫との生活を希望する入居者」と、「マンション経営で猫の助けになる活動をしたいと考えるマンションオーナー」、「成猫の保護場所を作り、多くの猫を救いたいと考える保護団体」の三者の思いが合致したシステム。新しいボランティア活動として、行政からも了承を得ている。
飼育を希望する人は、面談の上、所有権ではなく一時保護の場所として同シェルターの猫を選び、ペット飼育可能のマンションで猫を飼うことができる。「転勤が多い」「高齢だから心配」など様々な理由で猫の飼育をあきらめている人も猫の飼育が可能だ。
両部屋とも広々バルコニー付
今回、案内するのは「Ever Greenエバーグリーン101号室」「Ever Greenエバーグリーン302号室」の2部屋。いずれも東京メトロ東西線「妙典駅」から徒歩5分の場所にある。「行徳駅」も歩いて20分と徒歩圏にあるので、生活スタイルに応じて2つの駅を使い分けできる。
両部屋とも、1SLDKで60平方メートル以上と広々とした造り。カウンター越しにリビングが見渡せ、家事の合間も猫の姿をチェックできる。
洋室・サービスルームにはクローゼット付き。また、ペット足洗い場もある。部屋にはペット出入り口扉付きで、猫も部屋と部屋の移動が楽にできる。部屋には換気システム機能が付いているので、ペット飼育時の気になる臭いも軽減できる。
浴室には追い炊き機能のほか、浴室乾燥機も付いている。
101号室は角部屋なので開放感がある。両部屋ともバルコニー付きで、太陽の光も入り明るい。
各部屋とも、光インターネットにも対応。エアコンも付いているので、引っ越したその日から快適に過ごせる。
賃料はEver Greenエバーグリーン101号室が月額13万2,000円、Ever Greenエバーグリーン302号室が月額13万3,000円。いずれも管理費は1万2,000円。礼金なし、敷金1カ月。なお、同物件契約の際には、保証会社への加入が必須となる。
猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。
物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記のEver Greenエバーグリーン101号室、Ever Greenエバーグリーン302号室で案内している。
レポート記事
実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション、東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。