野村アセットマネジメントは26日、日経平均ダブルインバース・インデックスを連動対象とするETFを新たに設定すると発表した。

同社が設定するのは、「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信」(愛称「日経ダブルインバース指数ETF」、銘柄コード:1357)で、日経平均株価の日々の変動率のマイナス2倍の変動をする日経平均ダブルインバース・インデックスへの連動を目指す運用を行う。設定は7月14日の予定。

同社は、日経平均株価の日々の変動率のプラス2倍の変動をする指数を連動対象とするETF、マイナス1倍の変動をする指数を連動対象とするETFを既に設定しているが、このたび新たにマイナス2倍の変動をする指数を連動対象とするETFを加える。

同ETFは26日、東京証券取引所より上場承認を受けた。上場予定日は7月16日で、同日より全国の証券会社を通じて取引所での売買が可能となる。上場当初の最低投資金額は、5千円程度(1口単位)となる見込み。

同ETFの設定・上場により、同社が運用するETF「NEXT FUNDS」は、合計43本となる。「NEXT FUNDS」は、同社が運用するETFシリーズの統一ブランド。「NEXT FUNDS」の名称は、「野村のETF(上場投資信託)」を意味する「Nomura Exchange Traded FUNDS」の頭文字であるとともに、「次世代のファンド」のラインナップを展開していく意図を表している。